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Author:どうまえ
どうまえあやこ
絵本「三本足のロッキー」
絵本「すてねこポチとたまのおはなし」
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「新作絵本公開」 題名 子に語る・三つの坂道のおはなし
「紙芝居を絵本にしました。」  文と絵 どうまえあやこ

    題名     子に語る 
         三つの坂道のおはなし
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1. ここは札幌市西区山の手、
  三角山の麓にある坂道のうち、三つの坂のお話しです。
  緑豊かな、とても静かな住宅地で
  眺めも良く、花火の時も遠くに見えます。
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2. 夏の終わり、坂道を上がった公園では
  地域の子ども達や大人の方々で「もちつき」をしたり
  「スイカわり」をして 北海道の短い夏の一日を
  ワイワイ・がやがやとにぎやかです。
  「ねえ みんな、、三角山の山側にはたくさんの坂が
  あるだろー。
  毎日の学校の往復や買い物など いつも通る坂道だけど
  きついかい?」と一人のおじさんがたずねました。
  「きついよー」といっせいに子ども達の声がかえってきました。
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3. 「今、みんながいる『ひだまり公園』から この坂道は
  【ひだまり坂】と言う名前なんだよ。」
  「ぼく、知ってる。三つの坂道に名前をつけようと応募で
  名前がついたんだよね。」
  「そうなんだー」 「えつーちっとも知らなかったー」と
  口々に子ども達が言いました。
  そして、そのおじさんは話を続けました。
  「住宅の少なかったころは、山すそにスロープがあって
  ジャンプ台を作ったり、雪にまみれてそりやスキーで遊び
  夕方には、長い坂を一気にすべって家に帰ってね。
  春には冬眠から頭を出すヘビや、小川にはヤモリ、ザリガニなど、
  ぐみや桑の木も大つぶの実をつけ、子ども達が口を紫に染めて
  食べたりね。
  木々には、カケスやヒヨドリの鳥たち、時には エゾリスやキツネも
  顔をだしてね」
  「今も三角山にいるよ」と一人の子どもが言いました。
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4. 「中央区と西区をはさんだ坂道は【かつら坂】と言うんだよ。
  お寺の境内には坂道に沿ってハートの形をした、かわいい葉の
  桂の木があるだろう。
  その桂並木から名付けたんだよ。
  毎朝、6時に鐘つき堂から『ゴ~ン・ゴ~ン』なり響いているよ。 
  今は住宅が建って見えないけど、突き当たりの『散策路入口』の
  ひとつ手前の道路を右に曲がると『みはらし公園』があって
  山の手地区はもちろん、北区や石狩平野も見渡せ、夜景も
  すばらしかったよ。」
  「そうなんだー、今は見えないね」 「残念だわ~」と子ども達が。
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5.  三つ目の坂道は三角山に向かって西寄りで【ひふみ坂】と
  坂道の名前がね。山の手1条と2条の間にある坂道だよ。
  この坂は山に向かって左側は山の手1条、右側は山の手2条で
  1、2、3、4、 を ひ、ふ、み、よ、 と数えてね
  『1条と2条を見る坂』 で 【1(ひ2(ふ)見坂 】と言うんだよ。
  もちろん、1条と2条の人達が協力しあってね。」
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6.  そして、手のひらに『日曜』の日と『文字』の文を書いて
  「【日(ひ)文(ふみ)】といって、
  手紙のやりとりとか、
  お互いのコミュニケーション・通信とか伝達という意味もあるかな、
  お互い連絡とりあうことも大切かな」と教えてくれました。
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7. 「この坂道を猫がのんびり横切ったり、カラスがゴミステーションを
  ねらっている様子をみかけるけど、きびしく追い立てたり、大声で
  怒鳴ったりしないでね。
  カラスも利口でやさしい声で言うと立ち去るよ。
  あっ!そうそう、みんなカラスの鳴き声わかるかな?」
  「カーカー」かな「ガーガー」かな、と口々に言う子ども達。
  「それだけでなく、『ホーホー』と鳴くこと知っているかな?
  「いや~しらなーい!」
  「それはね、人間に話しかけているんだよ、
  動物も鳥も人間の話 やさしい言葉のトーンでわかるんだよ・・・」
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8.  「この坂道は、みんなの様子をずっーと見ているんだよ。
  雨の日や雪の日、学校がえりなどきついなーと思うだろうけど
  元気に前向きにいこうね」
  「ぼくたち、元気にいくよー」 「わかりました。」口々に・
  「ほら、坂道が言っているよ。 『みんな、ガンバレーー・
  ファアイトだよ。みんなの笑顔がすきだからー」
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9.じゃーまたね、お・し・ま・い

    【 あとがき 】

  この『子に語る 三つの坂道のおはなし』は
地域のお子さん達に【紙芝居】として製作したもので、
多くの皆さまにも知っていただきたいと思い作りました。
『メッセージ』として受け止めていただければ嬉しいです。
この紙芝居作る前に【三つの坂の物語』を書きましたが、
地名・建物名などリアルすぎてひの目をみないかな?

 札幌市には中央区と西区にまたがって『三角山』があり、
毎日見ている春夏秋冬の四季折々の移り変わりで、
【元気・・生気・一歩ふみだす勇気】をもらい、
日々の生活に密着し、気軽に登れるのがいいですね。
学校の総合学習の『生きた教材』でもありますね。
大倉山と三角山を走破する方々も多くいます。
地域住民の皆さまだけでなく、札幌市民と共に子供たちも
『元気になれる』環境が引き継がえることを願っています。

           著者 どうまえあやこ
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